僕が水泳の知識を増やすために読んだ本6冊

趣味

水泳も人によって様々な楽しみ方があると思いますが、自分にとっては、せっかく少ない可処分時間を使って取り組むのだから、やっぱり速く泳げるようになりたいし、綺麗に泳げるようになりたい。そう思っています。

上達するために最低限の知識は頭に入れておこうと本を読んだりYoutubeで動画を見たりしていたのが数年前のことです。近頃は自分の知識量が本や動画から得られる情報量を超えたと思ってあまり見なくなりましたが、水泳をはじめたい人がいるかもしれないので、自分が手にした本をまとめてみたいと思います。

成功体験を得る

まず最初に買ったのがこのフラットスイムという泳法を提唱している本『最先端泳法『フラットスイム』でクロールがきれいに速く泳げる!』です。

最初の一冊なので専門書よりもカジュアルそうな本にしようと思って、なんとなくでこれにしました。四泳法のうちでもやはりベーシックなところから攻めるのが正攻法だろうということで、クロールからです。

どういう泳ぎが良いのか何も思い出せない、わからないときに読んで、やはり細かく身体の角度や姿勢など意識が必要だと素朴に思えたのが良かった点。DVDがついていたので外付けDVDドライブをMacにつないで見ましたが、やっぱり動画は分かりやすくて良いなと思いました。

この本を読んでから重心を意識して泳ぐようになりました。

理論を学ぶ

泳ぎ方や練習方法というものに興味が出て次に読んだのが『スイミング・イーブン・ファースター』という本。

めちゃめちゃ分厚いです。ベースボールマガジン社。本当は後継の『スイミング・ファーステスト』を読みたかったけどAmazonであまりにも高価だったので諦めてしまいました。

『スイミング・イーブン・ファースター』は1999年発行の本で、この20年で研究がかなり進んでいるでしょうし、だいぶ古い理論になってるかもしれないですが、内容の100%が覆されるということはさすがにないだろうと心を落ち着かせました。勉強になる部分が多かったのでひとまず満足です。

第一章のはじめからアデノシン三リン酸がどうとか言っていて「あれ、これ欲しかった情報だっけ?」と最初は不安になりました。でも読み進めていくうちに、エネルギーやパワーの話、トレーニング効果の話、トレーニングメニューの話、泳ぎ方のコツというふうに続き、これがスポーツ科学なのかと驚いてしまいました。

水泳競技のあれこれが網羅されていてまさに辞書。ミクロな領域からスポーツのパフォーマンスについて考えるのは、その道の人からすると普通なんだろうけど、素人からするとすごいと思うばかりです。この影響もあって自分の身体の筋肉に興味が出てきたわけです。

筋肉を知る

どうやら筋肉が必要そうだけど、実際どの筋肉を強化すべきなのかいまいちわからない、ということで買ったのがドライトレーニングの本『スイミング解剖学』です。

水泳は水の中で行うスポーツなので、これに対して陸上で行うトレーニングをドライトレーニングだったり陸上トレーニングと呼んだりするようです。水中スポーツならではですね。

この本ではどの筋肉がどの局面で活用されるのかが書いてあって、その筋肉を鍛えるためのドライトレーニングメニューが紹介されています。この本はめちゃめちゃおすすめです。

筋トレメニューがただ並んでるだけだと、関心が筋肉をいかに強くするかに移ってしまいがち。でも僕がほしいのは筋肉だったらなんでも良いのではなく、水泳のパフォーマンスがあがる筋肉なのです。この本を見ていると、漠然と上腕二頭筋を鍛えようじゃなくて、水を搔く時のパワーを上げるために上腕二頭筋を鍛えようというふうに、なぜこの筋肉を鍛えるのかということが明確になって、モチベーションが向上します。

パワーを高める

同時期に買ったのが自重トレーニングの本『プリズナートレーニング』。

一時期話題になっていましたね、会社でも流行っていました。これはこれで面白かったのですが、自分にとっては上で書いた本でまずは十分だったので、ちょっと試してそのままお蔵入りになってしまいました。

身体をつくる

そして筋肉を考えはじめると栄養の話になってきますね。『スポーツ栄養学』を読みました。

この手の話は世間の噂や素人の見解に惑わされたくないので、専門書をちゃんと読もうと思ってこれを買いました。ちょっと専門的すぎてわからないところもあったのですが、そこは雰囲気で乗り越えました。おおむね満足です。専門書はやはり信頼感があって良いなと思いました。

強化する

そして最後に『日大豊山式4泳法強化法』という本です。内容としてはひたすらトレーニングメニューが載っている本で、明らかに水泳部用だと思います。

水泳業界特有の略語記号を知っている前提の編集です。残念なことに略語一覧がなく、非水泳部員にとっては具体的な内容がほとんどわからなかったのが個人的なマイナスポイント。

しかし1ページあたりの密度がとても濃く筋力を上げたい時はこういうトレーニングメニューが良いのだなとか持久力を強化したい時はこういうメニューを組んだ方がいいとか、伸ばしたい内容に対してどのようなアプローチをすればよいのかが、なんとなく分かってきて、これはこれで便利だなと思いました。

以上、僕が水泳の知識を増やすために読んだ本の紹介でした。

この記事を書いた人

村田 智 @murata_s
アートディレクター/デザイナー
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