『超スピード文章術』(上阪 徹)を読んだ

読書

さいきん文章を書いているので、文章術の本を何冊か読んでいます。そういえばこの手の本は読んだことないなと思って、Amazonをぶらついていたときに見つけたこの本をまず1冊目として読んでいました。

この本でわたしが学んだのは、素材が第一であるということです。本の内容そのままですが。文章は素材の集まりからできていると思えば、あとはどうつなげるかというロジックの世界になってくるとのこと。これはたしかにと思いました。自分にはこれまであまり素材という視点がなかったので、その視点が得られただけでもよかった。

素材とは3つ。❶「独自の事実」、❷「エピソード」、❸「数字」です。

上阪 徹. 超スピード文章術 (Japanese Edition) (Kindle Locations 375-377). Kindle Edition.

ここをメモとして残しておければ個人的には満足です。

最終章の実践編は、素材さえあればボリュームはそんなに問題にならないという主張を補強する内容になっていて理解に役立ちました。800字、2000字、5000字の例を取りあげて、素材から文章を組み立てるときの思考が垣間みえて参考になりました。

わたしはこれまでとりあえずエディタを立ち上げていきなり書いていたのですが、この本を読んでから、まずアウトラインツールで素材を集めるということをするようになりました。素材とロジックをセルフレビューしてから、エディタに転記して、文章としてつなげていっています。体感としてもすこし速くなったような気がします。めちゃめちゃ遅いなかでの、すこし速くなった、なのですが……。

それに思考がクリアになったような感覚もあります。エディタ上であれこれ考えていても、だんだん自分がなにを言いたいのかわからなくなってくるんですよね。でもそういうとき、素材が足りてないのだ、素材を集めようと思うようになりました。そしてアウトラインツールに戻ってまた素材集めをしています。

本書が目指しているのは「わかりやすくて役に立つ文章」とのことで、仕事に役立つ文章とはなにか、あと効率的な執筆フローが学べた気がします。自分もいつかは10万文字が書けるようになるのだろうかと(量的なはなしで)勝手な夢をみさせてもらいました。

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