『デザイナーとして起業した(い)君へ』(David Airey)を読んだ

読書

タイトルをみるといかにもフリーランス向けの本のようですが、ざっくり前半は仕事の獲得、後半は仕事の仕方という内容で、フリーランスじゃなくてもデザイナーとしてはたらいている人ならば、いろいろと共感や学びのある本なのかなと思いました。

2013年発行。著者は2011年に『[https://amzn.to/3p6MtYk](ロゴデザイン・ラブ! -僕の失敗と成功、みんなの話からわかるブランド・アイデンティティのつくり方)』も出しています。これは身に覚えがあってAmazonをみてみたら購入履歴がありました。

印象的だと思ったのは、本の後半で、著者の言葉だけでなくさまざまなデザイナーの経験談を集めて紹介しているところ。すぐに使えるすごいメソッドが書いてあるわけではないけれど、デザイナー達の苦労や失敗が収められていて、とくにクライアントとのコミュニケーションやお金まわりのこと、契約についてのはなしが参考になった。

これらはケースバイケースの話題だからこそ、予防はできるがこうしておけば万事がスムーズにいく、というほど簡単なことでもなく、クライアントとこんなコミュニケーションをしている人もいるんだなという学びがありました。

以下ピックアップです。

君のニッチを見つけよう

特定の分野の仕事を依頼するときは、誰だってそんなスペシャリストと仕事したいと思うだろう。

David Airey. デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス Work for Money, Design for Love (Japanese Edition) (Kindle Locations 559-560). Kindle Edition.

狭めすぎてもよくなくて、バランス。

会社は大きければいいというものではない

クライアントが電話やメールで連絡するとき、役に立たないどこかの若手社員や秘書ではなく、直接君とコンタクトが取れる。これは実はものすごく大事なことなのだ

David Airey. デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス Work for Money, Design for Love (Japanese Edition) (Kindle Locations 2039-2040). Kindle Edition.

デザイナー視点で、クライアントの意思決定者と直接コンタクトが取れると助かるみたいな話はよく聞くけど、その逆もそうである。

デザインプロセスのフローチャート

未経験者にとって、デザインのプロセスは複雑で難しいもののように見えがちです。でもこのフローチャートがあれば、見込み客はプロセスの中での自分の役割を理解し、そのことが何にも増してプロジェクトチーム全体への信頼を築くことになります。

David Airey. デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス Work for Money, Design for Love (Japanese Edition) (Kindle Locations 2641-2644). Kindle Edition.

地図をわたしてブラックボックスを取り除く。

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